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2009年09月18日

管理職の姿勢(2)

チェック項目(2)
管理職は、経営への参画意識を強く持っていますか?


管理職は部門の責任者である訳ですが、
上級管理職は経営幹部としての動きも必要になります。

経営幹部とは、経営全体最適の視点に立ち、
会社の方針決定や重要な意思決定のプロセスに参画する人を言います。

こういう人材が充実すればするほど、会社組織は強くなります。


反対に、管理職が自部門の利益(=自分の成績)だけを考え、
会社を全体的に良くしようと思わなければ、経営幹部とは言いません。

自分の部門には不利であったり、負担が大きな事であっても、
会社全体を良くするためには、喜んで享受する姿勢が必要です。


また、会社の方針決定や重要な意志決定に参画するということは、
その管理職は、会社の重要な数字を把握していなければなりません。

例えば、部長クラスは、会社の財務指標をどこまで知っているでしょうか?

売上高だけなのか、売上総利益までなのか、経常利益まで知っているのか。

部長クラスであれば売上高くらいは知っているでしょう。

しかし、粗利益となると怪しい会社が出てきます。
(前月の粗利益を部長全員が知ってますか?)

経常利益となると、知っている会社は少数派かも知れませんね。
(社長自身は把握してますよね・・?)


知らない管理職が悪いのか、伝えてない経営者が悪いのか。

恐らく、その両方でしょう。

しかし、管理職に経営参画を望むのであれば、
会社の損益の数字くらいは把握させておくべきです。



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Posted by ikai at 10:06│Comments(0)管理職
 
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