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2016年02月26日
値上げができる会社にしよう
人手不足の情勢では、時給が上がります。そのままでは人件費の負担が増えますから、少数精鋭化を図るべきです。人件費は時給と人工の掛け算ですから、効率化を進めて人工を減らせば人件費は一定です。
しかし、「言うは易く行うは難し。」で、実際には効率化なきまま、単に人数を減らすだけのケースも多く、現場が疲弊して退職者が相次ぐ会社も目にします。
強い会社は、商品の値上げをします。価格はコストと利益の足し算ですから、人件費(コスト)の上昇分は価格に反映させる訳です。
値上げができるかどうかは、顧客との力関係で決まります。「お金を出す方が強いに決まっている」訳ではありません。他では買えない商品であれば、顧客は価格上昇を「仕方のない事」だと受け入れます。だから、人件費上昇の一番の対策は、魅力的な商品やサービスを生み出して顧客に提供する事です。
また、自信も必要です。価格は価値を表します。値段を上げきれないのは、売る本人が商品価値を信じ切れてないのです。そして、その原因を掘り下げれば、社員教育や企業理念に行きつきます。価格の問題は組織の問題にも繋がっています。
沖縄県中小企業家同友会 ニライみらいNo335
Posted by ikai at
12:09
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