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Posted by TI-DA at

2009年08月31日

勝ち組と負け組は言葉づかいが違う

こんにちは、ikaiです。

業績の良い企業と悪い企業とでは営業姿勢が全く違いますが、
それは「仕事」についての言葉づかいにも現れています。


(1)業績の悪い企業:「仕事をもらう」

(2)業績普通の企業:「仕事を取る」

(3)業績が良い企業:「仕事を作る」


仕事はもらうものではありません。
今時、仕事が与えられるのを口を開けて待っているだけの
消極姿勢では、生き残ることは困難です。

仕事は取ってくるものです。
顧客と良く会話し良く観察してニーズを把握し、
提案力、商品力、対応力の良さで、仕事をつかみ取るのです。

そして、仕事は作りだすものです。
他社や顧客が気付かない潜在ニーズにいち早く気づき、
アイデアを形にし、売り込んでいくのです。

世の中、企画力のある人が儲かるようになってます。


人は言葉づかいで思考パターンが変わります。

儲からない言葉づかいは即刻辞めるに限りますね。  


Posted by ikai at 09:49Comments(0)雑感

2009年08月30日

捨てやすい商品は売れやすい

こんにちは、ikaiです。

今朝の新聞(新報、タイムス)によると、
日本コカ・コーラの天然水「い・ろ・は・す」が
販売100日で1億本の大ヒットだそうです。

人気の理由は「容器」。
飲んだ後にペットボトルを簡単に手でつぶせるのが
消費者に受けてます。

ペットボトルを捨てる時、つぶすのが面倒ですよね。
あれを解消した、という訳です。


ミネラルウォーターのように、
商品の中身が成熟化して差別化がしにくいカテゴリーでは、
パッケージやネーミングでの差別化が重要になります。
(ミネラルウォーターの味の違いって分かります?)

また、世の中はどんどん「怠け者」化しています。
「簡単」「便利」「分かりやすい」というキーワードの
重要性が従来に比べて増してきています。


マーケティングが成功した典型的な事例ですね。


そういえば、沖縄に移住してきた時、
ドリンクの自販機にごみ箱が設置されてない事が多くて
驚きました。

買って飲んでも捨て場所に困るので、
その自販機では買わない訳ですけど、
売る側が楽しては駄目ですね。

<教訓>
捨てやすい商品は売れやすい。
捨てにくい商品は売れにくい。

では。  


Posted by ikai at 11:58Comments(0)販売

2009年08月29日

中小企業の資金調達方法(6)

こんにちは、ikaiです。

沖縄県中小企業家同友会の機関誌にて執筆した文章を掲載します。
このシリーズはこの文章で最後です。


中小企業家しんぶん「ニライみらい」No.257

 業績悪化に伴う資金不足を解消する為に融資を受ける場合は、金融機関に「業績回復シナリオ」を説明する必要があります。

 その際、大きく分けて①売上高増加型と②コスト削減型の二つの方向性があります。売上高を伸ばして利益が出せればそれに越した事はないのですが、赤字企業は経営資源の質と量が弱く、短期間では売上高がなかなか回復しないのが実情です。また、金融機関側も経験的にそれが分かっているので、売上高増加型の業績回復シナリオを話半分で聞く傾向にあります。

 それよりも、コスト削減による業績改善が大切です。赤字企業は殆どが丼勘定の経営をしており、無駄なコストがかなりあります。仕入れや外注などの見直しをするだけで黒字化するケースも多く、確実かつ即効性の高い経営改善です。金融機関もこちらを重視します。

 業績回復シナリオは、①まずはコスト削減、②少しずつ売上回復、の流れで組み立てる方が実現しやすく、金融機関の納得も得やすいでしょう。
 
  


Posted by ikai at 13:01Comments(0)資金調達

2009年08月28日

中小企業の資金調達方法(5)

こんにちは、ikaiです。

沖縄県中小企業家同友会の機関誌にて執筆した文章を掲載します。


中小企業家しんぶん「ニライみらい」No.255 

 業績が低下している企業が運転資金の融資を受けるには、経営改善計画の作成が必要です。

 金融機関は「これまで業績下がってきているから、今後も下がり続けるだろう」という見方をします(何も手を打たないと実際にそうなります)。そこで、「今後は違います。このような抜本的な改善を図るので業績が上向きます」という事を説明する資料が必要になります。これが経営改善計画です。

 経営改善計画では、損益計画もさることながら、具体的にどう経営改革を図るのかが問題になります。まず、業績低迷の原因とその原因を除去する方法が明確になってなければなりません。また、組織体制を変更し、営業管理やコスト管理などの方法を根本的に見直す必要もあります。

 こういった事を盛り込んで経営改善計画とします。

 実現性の高い経営改善計画を提示すると金融機関は安心できますので、融資が受けられやすくなります。また、計画の実行により業績が上向き、借入金の返済もできます。
  


Posted by ikai at 13:45Comments(0)資金調達

2009年08月27日

中小企業の資金調達方法(4)

こんにちは、ikaiです。

しばらくは毎日更新します。

沖縄県中小企業家同友会の機関誌にて執筆した文章を掲載します。
今までに6回書いているうちの4回目です。


中小企業家しんぶん「ニライみらい」No.253 

 企業の資金調達方法は、何も金融機関からの融資だけではありません。売掛金の早期回収や在庫削減、支払いサイト延長も立派な資金調達です。また、材料費や外注費、無駄な残業代や経費の削減も資金調達のうちです。

 経営環境が悪化し資金繰りが厳しくなると、どうしても融資を受ける事に気持ちが行きがちです。しかし、返せる見込みの少ない借金は避けるべきですし、金融機関側の審査も甘くありません。

 このような場合は、追加融資よりも既存借入金の返済条件変更(リスケ)を先に検討した方がいいかも知れません。

 過去の経営姿勢を素直に反省し、実現性の高い経営改善計画を作成すれば、リスケは従来よりもハードルが低くなっています。リスケによって月々の返済額が減れば、会社にその分現金が残ります。これも資金調達の一種です。

 「資金調達」を「キャッシュフロー増加」に置き換えてみて下さい。視野が広がり、打ち手がいくつも思い浮かんでくるはずです。
  


Posted by ikai at 15:38Comments(0)資金調達

2009年08月26日

中小企業の資金調達方法(3)

こんにちは、ikaiです。

沖縄県中小企業家同友会の機関誌にて執筆した文章を掲載します。


中小企業家しんぶん「ニライみらい」No.251 

 金融機関は基本的に企業の良し悪しを数字で判断します。これは、物事を杓子定規に見ているからではありません。

 商品を仕入れて支払をする、商品を売って代金を回収する、従業員を採用し教育する、機械を購入する。これら一切の経営活動には、お金(数字)の動きがついて回ります。その「足跡」を記録したのが財務諸表(決算書)です。

 財務に長けた人が財務諸表を見れば、その企業がどんな経営をしてきて、現在どんな状態なのかが分かるのです。金融機関が経営者の発言よりも財務諸表を重視するのはその為です。

 金融機関から融資を受ける際は、今後の業績向上策を説明しますが、具体的な数字を挙げて説明でき、その数字が財務諸表と整合性が取れている事がポイントになります。その為には、経営者は自社の損益計算書は勿論のこと、貸借対照表の意味も理解できていなければなりません。

 財務の得手不得手によって、資金調達のし易さはかなり左右されます。
  


Posted by ikai at 10:07Comments(0)資金調達

2009年08月25日

中小企業の資金調達方法(2)

こんにちは、ikaiです。

沖縄県中小企業家同友会の機関誌にて執筆した文章を掲載します。


中小企業家しんぶん「ニライみらい」No.248 

 金融機関が融資を判断する基準を一言で言えば「返済の確実性」です。そして、返済の確実性は、「信頼のできる会社・経営者か?」「会社の存続が危ぶまれる重大な問題がないか?」「返済可能な事業収益が見込めるか?」といった視点で評価されます。

 特に、経営者として信頼できるかどうかは最も重要なポイントです。金融機関に対して平気で嘘をついたり(粉飾決算など)、隠し事をしたりする人は、どんなに素晴らしい事業計画書を作成しても相手にしてくれません。金融機関もビジネスパートナーです。多少の駆け引きはあるかも知れませんが、基本的に誠実であるべきです。

 また、普段からどのような経営努力をしているかを金融機関の担当者に知ってもらう事も大切です。資金を貸す側からすれば、地に足がついている経営者は安心できますし、応援する気にもなります。
 資金調達も商品・サービスの販売と同様、信用が命です。
  


Posted by ikai at 16:58Comments(0)資金調達

2009年08月24日

中小企業の資金調達方法(1)

沖縄県中小企業家同友会の機関誌にて執筆した文章です。


中小企業家しんぶん「ニライみらい」No.246 

 金融機関から融資を受ける場合、担保や保証人を要求される事が多いですが、これは必須条件ではありません。融資返済の確実性を金融機関側が認めれば、担保や保証人なしでも融資を受ける事は可能です。(ただし、代表者の個人保証だけは必要です。)

 そこで、融資返済の確実性の説明方法が問題になりますが、その前に重要なポイントがあります。それは「早く着手する」という事です。

 金融機関の担当者は、融資したい相手の現状や事業計画について内部資料を作成し、支店長や本店、信用保証協会等の承諾を得なければなりません。担保や保証人なしでも返済確実である理由を関係者全員に説明し了承を取り付けるには一定の期間を要するのです。資金が無くなる直前に慌てて融資手続きに動き出しても、時間切れでアウトになる可能性が高くなります。

 日頃から資金計画を立て、資金が不足する時期を予測し、早めに調達に動く事が大切です。
  
タグ :資金調達


Posted by ikai at 10:55Comments(0)資金調達

2009年08月24日

ブログの開設にあたって

こんにちは、ikaiです。

つい最近まで、livedoor blog にて実名でブログを書いてましたが、

諸事情により、こちらに引っ越してきました。


自己紹介は、こちらの公式HPをご覧下さい。


TI-DAブログにはまだ慣れてませんが、ゆくゆくは充実させていきます。

では。





  


Posted by ikai at 10:45Comments(0)ご案内