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2017年03月21日

待遇改善できる力をつけよう

 人材不足に悩む企業が増えています。ある意味で、「社員を大切にする」という掛け声が本当だったのか、それとも口先だけだったのか、が問われている訳ですが、働く場として魅力のない会社は淘汰される時代になっています。

 人材を集めるには、やはり一定以上の給与と福利厚生(特に休みの取りやすさ)が必要です。勿論、新入社員だけ待遇を良くする訳には行きませんので、既存社員も含めての底上げが必要になります。

 そして、それを実施するには労働生産性の向上が不可欠です。現場レベルの改善は必要ですが、それだけでは不十分です。設備やシステムへの一定の投資も必要です。経営資源は「ヒト・モノ・カネ」ですが、「ヒト・カネ」になっていないでしょうか。「モノ」を軽視し、マンパワーに頼り過ぎると効率的に稼ぐ仕組みは作れません。

 また、価格設定や原価管理も重要です。ここが弱いと「バタバタ貧乏」になりやすく、利益の少なさが待遇の悪さに直結します。

 集客や営業は掛け声だけでは成果はでません。人材確保も同じです。相応の経営努力が求められます。


経営課題を解決を支援する 経営戦略オフィス

Posted by ikai at 18:11│Comments(0)
 
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