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Posted by TI-DA at

2014年03月24日

自社の商品に自信を持とう

沖縄県中小企業家同友会の機関誌にて執筆した文章を掲載します。

自社の商品に自信を持とう (ニライみらい No312)

 現場が忙しいのに儲かってない会社があります。その原因として多いのは、商品の廉価販売です。

 良い商品やサービスには、それだけの材料費や人件費が掛かっています。本来はその分の代金を顧客から頂くべきです。しかし、「安くしないと売れない」という理由で必要以上に安く売るケースが多々あります。そうすると粗利益が残りません。粗利益が残らないと、給与も低く抑えざるを得ません。

 確かに顧客は「安くしないと買わない」と言うかも知れません。しかし、「それなら余所にどうぞ」と言えば良いのです。一旦は他社に流れても、悪い商品やサービスは続きません。後から自社に戻ってきます。

 それが言えないのは怖いからです。怖いのは自信が無いからです。顧客との交渉に負ける以前に、自分の心に負けているのです。

 これを打開するには、自社商品の価値をもっと深く知る必要があります。価格競争を言い訳にする人ほど商品知識が貧弱です。また、商品自体は他社と相違ない場合でも、対応力や提案力などの「サービス」まで他社と同じでしょうか。決してそうではないはずです。

 原価が上がれば値上げは必須です。恐れず自信を持って臨みましょう。  


Posted by ikai at 11:39Comments(0)組織