てぃーだブログ › 沖縄の経営コンサルタント 井海のブログ › やるべき事を忘れないコツ

2015年01月23日

やるべき事を忘れないコツ

どの会社にも「やるべき事」を忘れる人がいるかと思います。

もしかしたら、あなた自身がそうかも知れませんが。


やるべき事を忘れるか忘れないかの違いは記憶力ではありません。

習慣の違いです。


記憶力には個人差はありますが、人は忘れます。

そもそも、目の前の事に集中するには、

後でやるべき事は一旦認識から外さないといけません。


つまり、やるべき事をその場で処理するのではない限り、

忘れる前提で考えなければなりません。


その意味では、人の話を聞く際にメモを取らないのは論外です。


また、メモを取ってもやるべき事を忘れる人もいます。

実際にはこちらの方が多いかも知れませんね。


忘れる理由は簡単です。メモだからです。


メモは相手から聞いた事を書き残すためのツールです。

やるべき事を思い出すためのツールではありません。


やるべき事を思い出すためのツールは、手帳やTODOリストです。


つまり、何が必要なのか。

そうです。メモを手帳やTODOリストに転記する動作です。


私で言えば、人を話をする時はメモをします。

相手と会話をして、しかも考えながらの会話なので、

綺麗なメモを取る余裕はありません。汚い字で書きます。


メモした内容は後で整理しますが、その際、やるべき事は手帳に写します。


私の手帳は見開きで左は1週間のスケジュール、右はメモ欄ですが、

やるべき事の「期限の少し手前の日」のメモ欄に記載します。


そうすると、手帳を見さえすれば思い出します。


もう一つの習慣は、今日やるべき事をリスト化する事です。


今日中にしなければならない事をメモ用紙に書きだします。

それを1日数回チェックします。それだけです。


それをすれば、やるべき事を漏らす危険性が激減します。


それと、もう一つメリットがあります。


それは、今日の仕事の全体像を見渡せる事です。

これをすると、今日一日の時間配分が分かります。


仕事をしていると、電話やメール1本で色々な飛び込みがありますが、

全体像が見えていれば、それを修正する事であわてずに済みます。


まとめると、必要な習慣は次の通りになります。

(1)聞いた事をメモする
(2)メモを手帳に転記する(ここが重要)
(3)手帳を毎日見る
(4)今日やるべき事リストを毎日作って持ち歩く


経営課題を解決を支援する 経営戦略オフィス

Posted by ikai at 12:37│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。