ブレやすい人の特徴

ikai

2013年01月30日 19:18

考え方の軸がブレる、ブレないというのは、

しっかりした人かどうかの代名詞として使われます。


もちろん、判断や方針が簡単にブレるようでは困る訳ですが、

そうすると、「どうすれば、考え方がブレないのか?」

という疑問が起きるかと思います。


答えは簡単です。

目的を見失わない事です。


凡そ、どんな事でも目的があります。


全ての判断や行動は、目的を果たす手段です。


手段には色々ありますが、目的は1つです。


よくブレる人は、目的が不明確です。

よくブレる人は、目的自体がコロコロ変わります。

よくブレる人は、目的と手段を混同します。


車を走らせる際、目的地が明確であれば、

道のりはどうあれ、最終的にはきちんと目的地につきます。


しかし、目的地が不明確だと、

あっちへフラフラ、こっちへフラフラ、する訳です。


事業や業務をする際でも、

そもそもの目的は何か、という確認は常に大事です。


ブレにくい人は、目的から手段を逆算します。

目的達成には何が必要か、という考え方をします。


ブレやすい人は、「やりたい事」や「やれる事」から入ります。

目の前の事、手が届く事から思考がスタートします。


これらはすべて「手段」です。

手段が先にあり、後から目的を作っているのです。


だから、目的が無かったり、後からコロコロ変わるのです。


目的が同じなら手段が変わっても問題ありませんが、

手段と一緒に目的も変わってしまうと、一貫性がなくなり、

方針も基準もあったものではない。


これを「よくブレる人」と言います。


ただ実際には、考えが全くブレない人は少数派です。


感覚的には多くの経営者や管理職は、大なり小なりブレます。

特に、感情が絡むとそうです。


だから、客観的な第三者の視点は必要で、

それを提供するのが経営コンサルタントの役割でもある訳です。

関連記事