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2012年02月02日

整理整頓が利益を生む理由

多くの人が肯定するがあまり重視されない事に

「整理整頓」があります。


しかし、これは業績を伸ばすうえで非常に重要です。


整理整頓と言えば、

「きれいに整える」
「要らないものを捨てる」

くらいにしか捉えてない人もいると思いますが、
もっと重要な意味があります。


まず、整理と整頓は意味が違います。


 整理 : 分類する

 整頓 : すぐに使える状態にする


「整頓」は「見た目をきれいにする」という趣旨もありますが、

本質的には「段取り」を指します。


書類やデータなどを、必要な時にいつでも使えるよう、

準備しておく事を「整頓」と言います。


これができるかどうかで仕事のスピードが異なります。

また、仕事の質も違います。整頓できない人はミスが多い。


顧客満足にも影響します。当然、売上高にも響く。


「整理」はもっと重要です。

なぜなら、整理とは「優先順位をつける」事を指すからです。


こう書くと、「確かに整理は大事だ」と思われるでしょうか。


でも、ここでまだ半分の理解です。


優先順位をつけるという事は、

物事を「重要な事」と「重要でない事」に分ける事です。


この時、どちらに着目するかですが、

重要な視点は「重要でない事」をどうするか、です。


一生懸命頑張っているのに成果が出せない人は、

「重要な事」と「重要でない事」の両方を頑張っているのです。


時間や気力、体力は有限なのに、

「重要な事」と「重要でない事」の両方に取り組んで成果を出せるか。


無理です。


しかも、世の中は「重要でない事」の方が圧倒的に多いのです。


エネルギーは「重要な事」に集中させないといけない。


一方で「重要でない事」は「どうでもいい事」。

そんな事はやらない。今やっているならやめる。

やめられないから、適当に流す。手抜きで結構。


一つの仕事でも、絶対に押えるべきポイントもあれば、

適当に手を抜いても大丈夫な部分が混ざっています。


それを見分けるのも「整理」なのです。

これができるかどうかで、スキルが同じでも結果は何倍も違う。


話を経営にまで広げると、

会社が持つ経営資源(人、物、金)の量は限られています。

それを何に振り向けるか。


当然、「重要な事」です。


しかし、「あなたの会社にとって重要な事は何か」と聞くと、

10も20も挙げてくる。


これも重要、あれも重要、それも重要。

では何に集中すればいいのか。そんなに人材は豊富なのか。


違うのです。


「本当に重要な事」も「やらないよりはいい事」も同じように

「重要」でくくってはいけないのです。


絞り込みが必要です。

絞れないのは「捨てていい事」と「捨ててはいけない事」の区別が

ついていないからです。整理が下手なのです。


色々な事に中途半端に手を出して、物事を複雑にしてから、

「一体どうすればいいのか」「何から手をつければいいのか」

と頭を抱えているのでは駄目です。


その証拠に、いくら考えても堂々巡りになりませんか。


まずは、頭の中を整理するのです。


優先順位をつけるのです。


「優先順位をつけたら、一番上の事から・・・・」


それは整理が下手な人の考え方です。

変な常識に捕われています。


優先順位をつけたら、下の方を見るのです。

そして、それをバサッと切り捨てるのです。


なぜ頭が混乱するのか。モヤモヤするのか。

抱えている物事の数が、頭のキャパシティを超えているからです。


超えた分を頭から消し去る、つまり捨てないと駄目です。

優先順位で見るべきなのは「優先でない事」です。


そして、物事をキャパの範囲内に抑えたら、

全体像を捉え分類していけば、何をすべきかが見えます。

こういった事が「整理」です。


「重要そうだけど実は重要ではない事」に経営資源を使わない。

そんな事しても儲かりません。というか他社に負けます。


実際に、業績の悪い会社の多くは「過剰品質」です。


競争力を左右する「本当に重要な事」を見抜き、

そこに、人・物・金を投入するのが本当の経営者です。


「整理」は経営者にとって非常に重要です。

決して舐めて掛かってはいけません。


経営課題を解決を支援する 経営戦略オフィス

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